会社について

KENPROとは、「@剣道防具&剣道具PRO SHOP」の略称で剣道防具と剣道具の専門店です。

手刺し防具、ミシン刺し防具などの剣道防具や剣道着・袴、竹刀、防具袋・竹刀袋などの厳選した剣道具を全国にお届けします。

KENPRO店主のご挨拶

店主からお客様へのご挨拶

はじめまして、店主の田村です。
数あるサイトの中から当店へお越しくださいまして、まことにありがとうございます。

剣道人口の減少が嘆かれ始めて久しいこの頃ですが、剣道によって育てられた人間としてとても残念な事です。
我々が育った時代はまさに剣道ブームとも言えるほど剣道が盛んであり、いわゆるステータスであったようにも思います。
少子化や時代背景など原因はいろいろあるでしょうが、国際化が進み日本人としての自覚が芽生え始めているこの時代に剣道隆盛の復活が来ることを願わずにはいられません。

しかし、小中高生の大会を見ると、剣道人口減少なんのその、元気いっぱいそのみなぎる情熱はいつの時代も変わらない事を実感するとともに、子供たちの指導をされている指導者の方々の情熱とご苦労に敬服するのです。
私の住んでいる福岡では毎年玉竜旗という高校生の大きな大会があるのですが出場校の数は減少どころか年々増えているそうです。
上位進出校も昔は九州勢で独占していましたが、今は全国各地から有力校が上がってきて、剣道の裾野が広がっているのを感じますし剣道界にとってはとても良いことだと思います。

私事ですが、息子が小学生のときに剣道を薦めたところ完全に拒否されてしまいました。
「剣道は臭い、かっこわるいから」という理由でした。剣道をしてほしいというのは自分のエゴだと慰めながらもかなりショックを受けたのを覚えています。
剣道人口の減少について考えたときになぜかこの事が頭をよぎってしまうのです。自分が子供の頃もそうだったように、子供の動機というのは単純なものでしょうから、子供達が剣道をしてみたいという動機を作ることが剣道人口を増やすキーになるのではないかと思うのです。

当店は「@剣道防具&剣道具PRO SHOP」という店名、そして「KENPRO」というブランド名でインターネットによる通信販売をメインとして剣道グッズの企画・販売をしております。
ブランド名「KENPRO」の由来は造語ですが、①KENDO PRO SHOP ②KENDO PRO USE ③KENDO PRODUCEの3つです。剣道にプロはありませんが、剣道を志すみなさんはそれぞれのフィールドにおいて、プロ意識、プロ根性をもって剣道に真剣に取り組まれていると思います。
「KENPRO」には、高段者であるとか試合に強いとかいうことではなく、剣道へ情熱を注ぐすべての方々に対する尊敬の気持ちが込められています。

子供達に指導することがどれだけ骨の折れることか、どれだけエネルギーが要ることか...
技術を研鑽するのがどれだけ時間のかかることか、どれだけ孤独なことか...
そのようなプロの剣道家をサポートするのが我々の使命であると考えています。

剣道界のますますの隆盛と皆様のご健勝を心より祈念いたしております。

KENPRO店主インタビュー

KENPRO店主の田村啓二に、剣道防具プロショップを始めたいきさつ、商品へのこだわりなどをインタビューしました。(インタビュー/写真 熊坂仁美)

スポーツウェアとしての剣道防具

店主からお客様へのご挨拶
「自分が欲しいと思う商品だけを作っています」

田村さんの簡単なプロフィールを教えてください。

1965年、福岡生まれの福岡育ちです。小学2年の時に剣道に入門し、中学、高校、大学と、青春時代を剣道に捧げました。福大大濠高校3年時には福岡県代表として群馬国体に出場し、大学(明治大学)時には全日本学生(団体)に出場した経験もあります。

大学卒業後就職し、2社を経て2005年に独立し剣道のプロショップKENPROを開始、現在に至ります。家族は妻と大学生の長男、高校生の長女の4人です。

KENPROを始めようと思ったきっかけは何ですか。

剣道防具というと、黒や茶色でみな同じようなデザインの地味なもの、というイメージを持つ方が多いと思います。しかし剣道防具はテニスウェアやゴルフウェアと同じで、れっきとしたスポーツウェアです。スポーツウェアならば、もっと積極的に剣道ファッションを楽しんでもいいのではないか、とずっと思っていました。

しかし残念ながら、剣道の世界はまだまだ保守的で、特に初心者の方は「上手くないから」と高段者に遠慮して地味で無難なものを選んでしまいがちです。でもそれではつまりません。

高段者、初心者関係なく剣道や剣道ファッションをもっと楽しんでいただきたい。KENPROを始めたのは、「剣道を楽しみたい人を応援しよう」という思いからでした。かっこよく防具を着こなす人が増えることで、剣道人口そのものも増えてほしいという気持ちもあります。

KENPROで高品質、低価格の製品が実現するわけ

KENPROではどんなところにこだわって商品を企画しているのですか。

剣道防具をファッションとして楽しんでもらうには買いやすい価格であることが必要ですが、それ以前に防具としての品質も確保しなければなりません。長く剣道をやってきた私自身が「この品質でこの価格なら買ってもいい」と思えるものということを基準にしています。

店主からお客様へのご挨拶
胴の裏の竹細工は日本の職人によるもの

では、どうしたら高品質で低価格の商品が作れるのでしょうか。

「ベスト」ではなく「ベター」を選ぶことだと思っています。

たとえば、全てのパーツを日本製のもの、つまり「ベスト」にしてしまったら価格はどんどん高くなります。そこで、品質を左右するところ とそうでないところを見極めてることが重要になります。竹胴であれば竹を組んで漆で仕上げる胴台などは国内の職人に、その他の部分は海外メーカーを使えば 原価を下げることができます。

海外製品は粗悪なものも多いと聞きますが、そのあたりは大丈夫なのですか。

まったく問題ありません。おっしゃるとおり、日本製品は高品質で海外製品は粗悪、というイメージを持つ人も多いのですが、一概にそうとは言い切れません。海外製品と言ってもいろいろあり、安くて良いものを作るメーカーもたくさんあります。

KENPROは創業以来積極的に海外メーカーとコミュニケーションを取り、その善し悪しを見極めてきました。商品の発注をかけながら、 これはというメーカーとは親しくつきあい、人間関係を作っています。時には失敗もしましたが、今では目的に合わせて適切な選り分けができるようになりまし た。このようなメーカーを使い分けは、価格を押さえると同時に品質の安定にもつながっています。

3つのサイズを測れば面のサイズが合わせられる

ところで、通信販売の場合には試着ができませんが、サイズは合うものなのでしょうか。

計測さえきちんとしていただければ大丈夫です。たとえば面の場合、注文時に3つの頭のサイズを計測していただきます。3つとは、「ほっかむり(顔の周囲)」、「はちまき(頭囲)」、「物見(目からあごまでの長さ)」です。これらの数字を見てKENPROが判断、お客様に合うものをお送りします。もし合わない場合には合うまで何度でも無料で交換しています。

意外に思われるかもしれませんが、むしろ、実店舗で買うほうがサイズが合わない場合が多いようです。店舗の場合はどうしても在庫を処分したいという 店主の意図が働きますので、合わないのに「大丈夫ですよ」と言われて買ってしまい、ガバガバの状態で使っている人をよく見かけます。

店主からお客様へのご挨拶
「自分が欲しいと思う商品だけを作っています」

今KENPROではどんな商品が人気ですか。

防具以外で今売れているのは「竹刀」と「垂ネーム」ですね。

竹刀は、1本の竹を6本に割ったうちの4本だけを使った「一本竹」の竹刀です。寄せ集めの竹ではなく同じ竹で作ってあるため、バランスが良く耐久性も高い竹刀になります。お客様からは持ちが良いと喜ばれています。

垂ネームも非常に評判がいいです。3次元の刺繍で名前が浮き出るものですが、ご購入いただいたほとんどのお客様から「思った以上にしっかりしている」「高級感がある」という評価をいただいています。

KENPROの今後の展開を教えて下さい。

KENPROはこれからも「剣道を楽しむ人を応援する」という使命のもと、お客様のニーズに応えながらも既成概念にとらわれない商品作りをしていきたいと思っています。現在も複数のオリジナル新商品の発売を控えています。

最近、お客様から「KENPROの防具を買っておけば間違いない」と言われることが多くなりました。そう言われるのが一番うれしいです。これから、KENPROブランドをより信頼できるブランドしていきたいと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いします。

KENPROオフィス紹介

店主からお客様へのご挨拶
店主からお客様へのご挨拶
店主からお客様へのご挨拶

KENPROメディア掲載

TV「アジアへの扉/TNC」 テレビで紹介されました!

KENPROメディア掲載ムービー

「最高の防具入れをアジアから」(ケンプロ)

粕屋町にある剣道用品のメーカー。 特に人気の防具を入れるバッグは、
デザインと機能性に優れ、強豪校も使用している。

社長も現役の剣士だからこそ生まれた商品とは。

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「剣道日本」掲載記事

KENPRO防具袋&竹刀袋が「剣道日本・2月号・第23回気になる剣道具」に紹介されました。

店主からお客様へのご挨拶
店主からお客様へのご挨拶