商品の説明
刃筋柄革（はすじつかがわ）とは？
刃筋正しく打つための柄革です。『刃筋柄革』を丸の竹刀に装着するだけで、小判型の竹刀になる画期的な柄革です。
柄革の刃筋側に芯材を積層する事により、刃筋革の厚みが増すので丸い竹が小判型の竹刀に変化するのです。
だから、手の内が刃筋を感じる事ができるので、刃筋正しい打突が打ち易くなります。
剣道の基本である「刃筋正しい打突」のために『刃筋柄革』をおすすめします！
有効打突の要件とは？
刃筋正しく打つ事は有効打突の要件ですが、昨今の剣道競技においては、ややおざなりにされている印象があります。 全日本剣道連盟による剣道試合・審判規則および細則には以下のとおり記載されています。
有効打突は、充実した気勢、適正な姿勢をもって、竹刀の打突部で打突部位を刃筋正しく打突し、残心あるものとする。
規則第12条の「刃筋正しく」とは、竹刀の打突方向と刃部の向きが同一方向である場合とする。
竹刀の打突部は、物打ちを中心とした刃部（弦の反対側）とする。
剣道において、刃筋正しく打てる確率を上げる事は重要な事なのです。
竹刀の柄が丸いのは変？
日本刀、木刀はもちろんの事、日常的に使用する道具、例えば、包丁、金槌、鍬など、方向性を重視する道具の手持ち部分はほとんどが楕円形をしている。また、テニス、バトミントン、卓球、ゴルフなどのグリップも同様である。
しかし、最も方向性（刃筋）を重視する事を求める竹刀の柄は正円が主流である。 この理由は削った竹4本で構成された竹刀であるが故に正円の方が加工が容易である事、4本の内の一部が破損しても交換が可能である事などに由来すると考えられる。 このように市販されている柄が正円であることは製造者と使用者の両者にとってコストメリットがあると言える。
弊社が開発した「刃筋柄革」は刃筋側に積層した生地を縫製して厚みを持たせる事により、柄が正円の竹刀に装着すると柄の刃筋側が盛り上がり、小判型様の形状に変化する。（特許第6865957号）そのため、正円の柄に比べて正しい手の内で竹刀を握る事ができ、刃筋正しく打突する事が容易になる。
正しい手の内を習得しやすい小判型の竹刀は市販されているものの、柄が正円の竹刀に比べて高価である事に加えて、一本が破損してしまうと差し替えができないと言う致命的な欠点があるため、普及していないのが現状である。
刃筋柄革を使用すれば、安価な丸型竹刀でも上級者推薦の小判型同様の柄になるため、初心者や学生などの幅広い層に技術向上とコストメリットを提供できると考える。
剣道において、指導者が初心者に正しい手の内を教えるのは難しいでしょう。また、高段者ほど刃筋正しく打つ事の重要性を理解していると同時に刃筋正しく打つ事の難しさを実感していると思われます。すなわち、柄の丸い竹刀で刃筋正しく打つ事はそれ相応の技術を要すると言えるのではないでしょうか？
「刃筋柄革」を使う事によって、初心者が正しい手の内を習得する目安になり、上級者がより精度の高い刃筋正しい打突を実現できるようになるのです。
公式試合に使えるの？
全日本剣道連盟公認 『竹刀及び剣道具規格』
・平成10年11月2日制定
・平成14年4月1日改正
の規格に適合しています。
また、全日本剣道連盟主催の試合および審査会での使用は承認されています。
刃筋柄革をこんな貴方におすすめします。
- 丸の竹刀で刃筋正しく打つのは難しいと思う。
- 小判型竹刀は高い。
- 小判型竹刀は種類が少ない。
- 自分好みの小判型竹刀が見つからない。
- 小判型竹刀は4本中の1本折れたら使えない。
- 小判型竹刀は後家作りができない。
- 丸の竹刀はどうしても回ってしまう。
- 子供に刃筋正しい打突を身につけさせたい。
