剣道防具は相手の打突から身を守る道具であるのは言うまでもありません。
打たれて痛い防具を稽古で使用するのは危険です。相手に打たせるのも稽古ですから、長時間の稽古に耐えうる衝撃吸収力が必要不可欠なのです。
Pitch-06は打突部位には芯材を増やす事によって厚くして痛みを大幅に軽減しています。
初心者が剣道を辞めてしまう原因の大半は「痛い」事にあります。
これは子供から大人まで共通ですが、特に低年齢になるほど顕著です。
せっかく勇気を出して剣道を始めた子供たちに長く続けてもらうためにも、最初はできるだけ痛くない防具を選んであげたいものですね。
剣道の防具は昔から「硬いもの」と相場が決まっています。
とは言っても、年々改良を重ねられ、昨今では飛躍的に柔らかくなってきています。
柔らかいと言う事は、よく身体に馴染むため、動きやすくなり、より快適に稽古や試合にのぞむことができる訳です。
特に一瞬で勝敗を分ける剣道では、防具による動きやすさは重要となってくるのです。
Pitch-06は上級者が好んで使用している「ピッチ刺し」製法なので、より柔らかく仕上がっているのが特徴です。
ミシン刺しで柔らかい防具といえば「ピッチ刺し」と言うのは今や常識となってきています。
初心者が、ロボットのようなガチガチの動きをしているのを見ると悲しくなります。
身体の小さなちびっこは特に力も弱いので、硬い防具に包まれると動くのさえ苦労しているのがかわいそうになってきます。
初心者の上達を妨げないよう、できるだけ柔らかい防具を選んであげましょう。
いくら打たれて痛くなくて、柔らかくて動きやすいとは言っても、見た目がダサい防具にはガッカリしてしまいます。
剣道において見た目(立ち姿)は重要なファクターで、自分自身への自信、言い換えれば気後れしない事や相手の心理面にも大きな影響を与えるものなのです。
Pitch-06はシンプルなデザインながら、上級者をも満足させる仕上がりとなっており、かっこいい立ち姿を演出してくれます。
初心者から上級者まで使い手を選ばない「定番」「テッパン」防具と言っても過言ではないでしょう。
動いていなくても防具を着けた姿を見ると明らかに初心者とわかる場合は、その防具が初心者はかっこつける必要はないと言わんばかりの簡素な作りの防具である事が多いのです。
だれでも最初は初心者です。だからこそ、最初から上級者が使う防具を選んでみてはいかがでしょうか?
写真の左がピッチ刺し、右が従来刺しです。
従来刺しはミシンの縫い幅が2mmぐらいなのに対して、ピッチ刺しは5mmぐらいのゆったりとしたピッチで縫われています。
だから、ピッチ刺しは布団の厚みが残り、ふんわり柔らかに仕上がるわけです。
装着してみると、まず、これまでのミシン刺しにはないフィット感と柔らかさに驚く事でしょう。
ピッチ刺しは従来刺しに比べて、糸の露出度が高いため、耐久性が懸念されがちでしたが、昨今では糸の強度や処理方法などが大幅に改善されています。
例えば、「中学3年間使用しても大丈夫?」と言った声はいまだに多いですが、自信を持って「大丈夫です!」とお答えしています。
Pitch−06は打突部位や擦れやすい箇所には「織刺し」生地を使用しています。
織刺し生地とは、いわゆる剣道着に使用する綿100%の耐久性の高い刺し子生地です。
磨耗に強く、綿100%なので通気性が良いのが特徴です。特に通気性が悪い防具にとっては、刺し子生地を使う事によって大幅に通気性が改善され、より乾きやすいのでメンテナンスが容易になるのです。
更に小手頭も総織刺し仕上げなので、気持ち良く毎日の稽古に励むことができるでしょう。
6mmピッチ刺しで仕上げた面布団とシルリード製の内輪が、柔らかく、やさしく、そしてしっかりと貴方の頭を包み込みます。
打突部位の天面にはしっかりと芯材を施し、打たれ強い作りで、少々痛い打突にも耐えられ、集中した稽古を実現できます。
また、面垂れは「 グノメ刺し」にする事により、程よい薄さに仕上がるため腕の上下がとても楽になり、しかもしっかりと型をつける事ができます。短めの面垂れも相乗効果で動きやすさを付与します。
面金は最軽量のジュラルミンを採用。身体の小さなちびっ子でも負担のかからない軽さです。
胴はナイロン製の強化樹脂胴台に本格的な本雲S字飾りの胴胸を仕組みました。
胴胸のムニュムニュ、くねくねした模様は「飾り」と言って、本来、竹刀の剣先が滑って外れるのを防ぐ役割があるのを知っている人は少なくなりました。
最近は「飾り」の少ない、鬼雲や総刺しのムネが多くなりましたが、伝統的なこの「本雲S字飾り」の重厚感が、ひときわ目を引くのは間違いないでしょう。
小手は竹刀と身体をつなぐ唯一の接点であり、剣道において最も注目されるべき所であるのは言うまでもありません。したがって、小手の良し悪しが勝負を分けると言っても過言ではないでしょう。
小手頭は鎧型を採用し、コンパクトで手に良くなじむ作りで、細かな竹刀操作にもよく順応してくれます。
小手布団は打突を受ける右手を左手よりも厚く仕上げ、強い打突でも気にせず、稽古に集中できます。柔らかさと打たれ強さを融合した新しい小手をお試しください。
見逃されがちですが、腹帯の柔らかさは、全体のパフォーマンスに大きく影響します。
柔らかさに加えて、やや幅を狭くした腹帯が貴方の動きと呼吸を助けてくれるでしょう。
大垂と小垂は薄過ぎず、厚過ぎず、適度な厚みが動きやすさと打たれ強さを両立しています。
更にグノメ刺しも相まって型もつけやすくなり、末広がりな重厚感のある立ち姿を演出してくれるでしょう。
商品名 | 価格 |
---|---|
セット | 48,000円 |
面 | 18,000円 |
胴 | 14,000円 |
小手 | 14,000円 |
垂 | 12,000円 |
面金 | ジュラルミン |
アゴ | (濃紺)ナナメ刺し、4段飾り |
布団 | 6mmピッチ刺し(織刺し)、グノメ刺し |
内輪 | シルリード |
擦れ止め | 人工紺革 |
重量(Lサイズ) | 1280g |
胴台 | 強化樹脂胴台(黒) |
胴胸 | 黒ザン革、本雲S字飾り、返しべり仕上げ |
小胸 | 3本足 |
重量(Lサイズ) | 1240g |
頭 | 鎧型、総織刺し |
生子 | 1段 |
布団 | 6mmピッチ刺し(織刺し) |
手の内 | 人工紺革 |
裏地 | シルリード |
重量(Lサイズ) | 右手240g, 左手220g |
飾り | 5段飾り |
布団 | 6mmピッチ刺し(織刺し) |
大垂・小垂 | グノメ刺し |
擦れ止め | 人工紺革 |
重量(Lサイズ) | 720g |
※合計重量(Lサイズ) = 3700g
内容 | 商品名 | 標準価格 | 特別価格 |
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防具セット用 |
防具ネーム(5枚)
アイロン接着・貼付込み |
1,650円 | 1,100円 |
防具ネーム(5枚)
アイロン接着・ネームのみ |
825円 | 550円 | |
防具ネーム(4枚)
手まつり縫い・茶/紺 |
3,300円 | 2,200円 | |
小手用 |
防具ネーム(2枚)
手まつり縫い・茶/紺 |
1,650円 | 1,100円 |
防具ネーム(2枚)
アイロン接着・貼付込み |
660円 | 440円 | |
防具ネーム(2枚)
アイロン接着・ネームのみ |
330円 | 220円 | |
面・胴・垂用 |
防具ネーム(1枚)
手まつり縫い・茶/紺 |
825円 | 550円 |
防具ネーム(1枚)
アイロン接着・貼付込み |
330円 | 220円 | |
防具ネーム(1枚)
アイロン接着・ネームのみ |
165円 | 110円 |